こんにちは!院長です^^
今回のテーマは【犬猫はどこで購入(お迎え)するのが良いか】です。
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ペットショップ、ブリーダー、保護団体それぞれの長所短所
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仔犬仔猫からではなく成犬成猫を迎え入れるメリット
犬猫をどこからお迎えするのが良いのかについて理解を深めていきましょう。
ペットショップの場合
メリット
- スタッフが多いので管理が行き届いていることが多い
ペットショップにいる犬猫でとんでもなく汚いことはあまりないと思います。(たまに全く管理の行き届いていない店舗や会社もありますが。。。)
基本的には複数のスタッフがお世話をしていますので、体調の変化に誰かが気づいてくれたりします。
体調を崩している犬猫たちは提携している動物病院で治療を受けさせますので健康に問題があるケースは少ないです。
- 様々なサービスが揃っている
犬猫をはじめて飼う人にも親切なサービスが揃っていることが多いです。
様々な補償を受けられたり、必要であればフードや身の回りの用具を購入することもできます。
ただし不要なサービスを勧められることもありますので、予めどんなものが必要なのか予習すると良いでしょう。
ペットショップで勧められるサービスで本当に必要なものについてまとめた記事もありますので気になる方はこちらもご覧ください。
デメリット
- 価格がやや高い傾向がある
ペットショップは直売するブリーダーよりも様々なコストがかかっていますので、やや価格が高い傾向があります。
生体販売と言えど、あくまでも営利目的の会社ですのでそこは仕方がありません。
- 仔犬仔猫の社会化が遅れがち
親兄弟から早い段階で離ればなれになることが多いので、親や兄弟から学ぶべきマナーやルールを勉強する機会が少ないです。
その影響で攻撃的な性格や問題行動につながる可能性も少なからずあると思われます。
ブリーダーの場合
メリット
- 親や兄弟と暮らしているので社会化が進んでいる
生まれた環境でそのまま育ちますので、仔犬仔猫にとってはとても暮らしやすい環境で過ごせます。
子供のころの環境が良い影響を与えるのはヒトも動物も一緒ですので、親兄弟のいる環境で育った犬猫を迎え入れられるのは良いことだと思われます。
- 価格がペットショップより安いことが多い
ペットショップを介しませんので、余計な中間利益がかかっていません。
ペットショップより低価格で迎えられることが多いのはメリットです。
デメリット
- ブリーダーから間違った知識を教えられることがある
ブリーダーから購入した飼い主と話をすると「いつの知識やねん!」とツッコミを入れたくなることを教えられている飼い主と出会うことがあります。
飼い方に関する本などを読むようにしてください。
- 欲しいときに欲しい犬種に出会えないことがある
ペットショップより扱う頭数が少ないので、欲しいときに迎え入れられないこともあります。
保護団体の場合
メリット
- 譲渡費用が安い
ペットショップやブリーダーと異なり、非営利目的に活動している団体が多いので迎え入れる際にかかる費用は少ないことが多いです。
保護活動にも費用が掛かりますので、完全に無料ということは基本的にはないと思いますのでご注意ください。
- 社会貢献ができる
家族のいない犬猫を迎え入れることは非常に社会的に意味のある行動です。
ただし最近ではその社会貢献の名を悪用して金儲けする自称保護活動家も紛れていますので、その活動団体がどんな活動をしているのかをきちんと見極める必要もあります。
デメリット
- 生い立ちが分からない
保護された犬猫はどんな環境で育ったのか、正確な年齢など分からないことが多くあります。
正確な情報や素性を求める場合は不向きです。
- 性格にやや難がある場合がある
飼育放棄や虐待、野良だったなどのいろいろな事情がありますので人間に対して臆病な場合があります。
小さな子供がいる場合や、犬猫を飼うことに慣れていない場合はやや苦労するかもしれません。
成犬成猫を迎え入れることは変?
保護団体から迎え入れる場合は成犬成猫の場合もあると思います。
私自身は犬1匹と猫1匹を飼っていますが、どちらも保護団体から迎えた成犬成猫でした。
成犬成猫を迎え入れた理由は、その犬猫の性格がある程度分かっているほうが飼いやすいと感じていたからです。
仔犬はきちんとしつけをしないと暴れん坊になるかもしれませんし、仔猫は犬のことが大嫌いかもしれません。
うちの犬猫たちは事前にその辺がちゃんとわかっていましたので想定通りの飼い方ができています。
個人的にはそういう飼い方もありかなと思います。
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